指しゃぶりはいつまでに無くせば良いの?

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指しゃぶりはいつまでに無くせば良いの?

ひで歯科Blog

2018/09/19 指しゃぶりはいつまでに無くせば良いの?

こんにちは!
山口市のひで歯科クリニック、歯科衛生士の立場です。

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当院では「子どもが指しゃぶりをするので心配です」「いつまでに無くすのが良いですか」とご質問を受けることがあります。

 

実は、赤ちゃんはお腹の中にいるときから指を吸っています!

生まれてから母乳を吸うための準備をしていると考えられています。

 

生後2~3か月になると口のまわりにきた指や物に吸いつきます。

生後4~5か月にはなんでも口に持っていってしゃぶるようになります。色々なものをしゃぶって学習していると考えられます。
その後、つかまり立ち、つたい歩きができるようになると、手を使うので指をしゃぶるのは減ってきます。

 

1~2歳になると昼間は色々な遊びができるようになり、指しゃぶりは減ってきて、眠い時や退屈な時にだけになります。

 

3歳を過ぎると、入園したり、友達と外で遊んだりと活発になり、自然と減ってきます。

 

5歳になればほとんどしなくなるというのが、自然の経過です。

 

ところが、まれに小学校に入学しても頻繁に指しゃぶりをする子がいます。こうなると自然には治らないので、特別な対応が必要になります。

 

 

 

 

さて、指しゃぶりの悪影響とはどんなものがあるのでしょうか?

 

 

長い時間、長い期間にわたって指しゃぶりを続けると、お母さん方が気にされている歯並びや噛み合わせに問題が出てきます。

 

前歯が突出する、いわゆる出っ歯になる前歯が咬み合わなくなる歯並びがずれるという状態になります。

永久歯が生えるまでには、頻繁な指しゃぶりは止めさせたいものです。

 

 

では、お子さんの指しゃぶりが気になるときはどのように対処していけばいいのでしょうか?

 

指しゃぶりは、年齢とともに自然に減ってきますので、3歳頃までは見守っておいていいと思います。

 

4~5歳になっても頻繁にしていたり、指に吸いダコができているような場合は、止めさせるような工夫が必要でしょう。単純に習慣化している場合もありますが、背後に親子関係や遊びの時間が少ないなどの心理的な問題がある場合もあります。

 

 

怒ったりして無理やり止めさせるのではなく、お子さんの生活リズムを整えて、外遊びを充分して、手や口を使う機会を増やすようにして下さい。親子でのスキンシップも大切です

特に眠い時の指しゃぶりが止められないことが多いと思いますが、寝る前には手を握ったり、絵本をたっぷりと読んで安心させて、自然と指しゃぶりをするのを忘れるように心掛けてみるのがいいと思います。

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ひで歯科クリニックでは歯の検診を行っています。

お子さんの成長に合わせた指しゃぶりの時期や、歯並び、矯正のご相談まで、いつでもご質問くださいね!

 

 

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