【虫歯の進行段階】

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【虫歯の進行段階】

ひで歯科Blog

2023/03/22 【虫歯の進行段階】

こんにちはひで歯科クリニックです。

みなさんは歯医者さんでこんなワードを聞いたことありますか?

「CO」「C1」

これは虫歯の進行具合を示す値です。

虫歯はCO →C1→C2→C3→C4と進んでいきます。

今回は虫歯の進行についてお伝えしていきます。

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この内容をInstagramで見ていただくこともできます。

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・CO(初期虫歯)

痛みなど自覚症状はなく、見た目は白く濁っていて穴は空いていません。

※歯を削らずに治すことや、正しいブラッシングケアやフッ素塗布によってこれ以上進行させないことも可能です。

・C1(エナメル質の虫歯)

こちらも痛みは感じない場合が多いですが冷たいものがしみることもあります。

歯の表面のエナメル質が溶け出していて少し黒ずんでいます。

※削らずに様子を見ることが多いです。

削って歯科用プラスチックを詰める治療を行う場合もあります。

・C2(象牙質の虫歯)

エナメル質の下の象牙質にまで進行した虫歯で、しみたり痛みが出る場合もあります。

放置すると進行が早まる可能性もあります。

※虫歯が小さい場合は削って歯科用プラスチックを詰めます。虫歯が大きいと麻酔を使ったり、型を取り詰め物や被せ物をすることもあります。

・C3(神経まで達した虫歯)

神経にまで進行していて何もしていなくても痛みが出ることが多いです。

※神経を取る(抜髄)治療を行い、その後は歯の根の治療が必要なため治療回数が多くなります。また神経のない歯はとても弱くなり二次虫歯や根の先が折れやすくなります。

・C4(末期の虫歯)

ほとんど歯がない状態です。

神経が壊死しているので痛みを感じないが、放置すると後々、激痛が出ることもあります。

※ほとんどの場合は抜歯になります。

抜歯後は、ない歯を補うために入れ歯やブリッジ、インプラント治療が必要になります。

※20代でもC4まで進行している方は珍しくありません。

 

虫歯の進行状況をお伝えしましたが、早い段階で虫歯に気づくことや、そもそも虫歯にならないためにも私たちは予防を大切にしています。

失って初めて大切なものに気づく…それでは遅いのです!

痛みがなくても定期的に歯科に通うことの大切さが伝われば嬉しいです!

治療が必要な場合は正しい判断と治療内容をご提案し、治療を行っていきます!

どんな些細なことでも気になることがあればいつでもご相談下さい。

 

 

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